1954-06-09 第19回国会 参議院 地方行政委員会 第51号
○政府委員(鈴木俊一君) 第一点の都道府県農業委員会制度が廃止されて、都道府県農業会議制度にするという関係の改正でございますが、御指摘のように、従来の公選制度が廃止になりますれば、当然それに伴つて歳出の縮減を来たします。農業委員の選挙につきましては、たしか従来三億程度のものであつたように記憶しておりますが、その部分が節減になることであろうかと考えております。
○政府委員(鈴木俊一君) 第一点の都道府県農業委員会制度が廃止されて、都道府県農業会議制度にするという関係の改正でございますが、御指摘のように、従来の公選制度が廃止になりますれば、当然それに伴つて歳出の縮減を来たします。農業委員の選挙につきましては、たしか従来三億程度のものであつたように記憶しておりますが、その部分が節減になることであろうかと考えております。
従つて歳出の面において何としても大幅な圧縮をする必要があり特に不要不急のいろいろな補助やその他政府のやつております各種の行政処理をもつと能率的効率的な面に改めて、歳出を圧縮して行くという手を打つべきでありますけれども、なかなかそう急激には参らないので、政府の苦心しているところはわれわれもよくわかるのでありますが、さように考えてみましても、また今大臣の御答弁の中にうたわれました点から想像しましても、ただいま
これは先ほどの話と違つて歳出の方の問題でありますが、一般の国の公務員諸君の、手当は二箇月分計上されております。しかるにこれに反しまして国鉄の諸君に対する夏季、年末両手当を総計いたしまして一・七五という計上になつておる。
一つの面は今の財政面でありまして、従つて財政については緊縮方針をとつて、特に多少、従来、例えば自然増収等を見込むことによつて歳出が増大しておつたようなことを一切避けまして、それで財政面から、又、或いは二十八年までは御承知の弾力性ある財政というようなことで過去の蓄積を幾らか食つておつた。食いましたけれども、これは産業投資特別会計に向けて、産業資金に向けたのでありますが、そういうことは一切やめる。
歳入のほうに入つて歳出のほうへ出るのならわかるのですが、歳出のほうへいきなり入れるのですか、特別会計で一般会計から……。最後の合計は合つているようでございますね。
しかるに最近民主主義をはき違えたものが一部ございまして、何でもかんでも予算をよけいとる、歳出の面を膨脹させて行くといういろいろなものがございますけれども、われわれはあくまで国民の生活の現状から、負担限度というものはどれが妥当であるかということを原則的に一応きめて、これだけしか国民の負担能力がないから、従つて歳出の面では、重要な、国がどうしてもやらなければならぬものもこれだけしか使えない、従って新規的
で今総理大臣の御答弁をつくそれ考えておりますと、総理大臣は過般来国会が予算を増額修正する、或いは議員立法によつて歳出の増加が伴うということを、制度というお言葉の中にはそういうものも含んでいるのだろうと思うのでありますが、実はこの病根はなかなか日本においてほ私はひどいと思う。
消費者米価を現行の通りすえ置くこととし、これがため要する経費に対し一般会計から六十億繰入れることとして、その金額を一般会計に増額計上すること、第二に、給与ベースの引上げは消費者米価のすえ置き、後に述べる減税の断行等とにらみ合せ、かつ二十九年度予算について確たる見通しを立てた上これを行う趣旨において、この際これを見送ることとし、これがため要する経費八十二億五千八百五十五万九千円を減額すること、これらに伴つて、歳出
それに伴つて歳出面におきましても、今までの非常に苦しい立場から逐次脱却いたしまして、造林の面、或いは治山の面、或いは奥地林開発の面に逐次その経費を投入することができるような状態になつて参つた。その後も逐次木材価格は上昇いたしまして、国有林の経理も非常に明るい状態になり、利益も出て参つたということでありまして、従つてその出て来たいわゆる収入増の金の使い方という問題になるわけであります。
従つて歳出勘定ならば歳出勘定全部、建設勘定だとかいろいろありますが、全部の、この予算上というのは総計の、郵政省に与えられた人件費、物件費合せていわゆる全部の総勘定の総計を予算と言つておるのか、それとも各款項目に定められたもの、その個々のものについての予算上それを上廻つたらいけないというように解釈するのが正しいのか、この点については私たちもよくわからないのであります。
そうして、歳入如何によつて歳出を考える、こういう原則ですね。これは大体ワグナーあたりからそういう原則になつておる。アドルフ・ワグナー、ワグナーはビスマルクの時代です。国家財政を軍事財政に切換えて行くために、ワグナーはああいう租税理論を言い出したと思う。その前のアダム・スミスの租税原理はそうではない。アダム・スミスは租税原理は一番最初はやはり公平の原則というものを最初に出しておる。
従つて、どうしてもある考慮をしなければならぬという場合におきまして、歳入の面ではできない、そのかわり歳出の面でやるとか、歳出の面ではできないけれども、そのかわり歳入の面でやるとか、これは両者並行して考えらるべきもので、従つてその事態に応じまして、技術的に歳入の面でやれない場合には歳出の面でやる、こういうふうな並行して行くことがむしろいいことであつて、歳出の面でやれたから、むしろ歳入の面でやつたらどうかという
こういう歳入状態であつて、歳出をそれに照応さす対策をとるべきだと思うのであります。しかもぜひいる金は使わねばならないとすれば、その他の経費を徹底的に整理する、削減するという対策が、当然今年度の予算から出るべきだと思うのであります。とともに歳出を極力重点化して行くほかないだろうと思う。そういう手配がことしの予算に出ているかというと、出ていないのみでなしに、逆に歳出がふえる。
先ほど申上げましたように大学病院の運営と申しますか、経理が歳入歳出のバランスの関係で、歳入が上つて来たような場合にはできるだけそれに伴つて歳出も増加するような程度にいたしたい、これは文部省のみならず、又大学で実際病院におきまして診療に従事しておられる先生がたの中にもそういうお考えのかたがおられます。
従つて歳出のわくがきまりました場合におきまして、国債としましては、おのづから市中消化の可能な限度ということが一つのわくになるわけだと思います。そこにまたおのずから減税なら減税をなし得る限度というものが出て来るのもやむを得ない結果だと思つております。
しかして、その財源としては、剰余金の繰入れや、平和回復処理費や、安全保障諸費の未使用分、専売などの自然増収によつて歳出を埋めて行こうというのであります。この修正案に対し、自由党側は、防衛問題に対する三派の意見の調整に疑わしきものがあること、インフレの危険を包蔵すること、後年度の財政計画に好ましからざる影響があるではないかということを指摘しつつ反対されたのであります。
旅客においてもこれにプラスされるわけでありまして、従つて歳出の面におきまする節約その他も伴いましよう。併し一応一ヵ月に近い列車削減、これがあますところ僅か三月までの三月乃至四月におきまして、これをカバーできるかということは一応常識人として考えられると思うのであります。従つて今出されておりますこの予算書自体が今の段階では不備なものだという点だけはつきりしていると思います。
○政府委員(河野一之君) 現在列車削減の影響で国鉄の収入に響くじやないか、こういうお話でございますが、これは国鉄の高井経理局長が言われましたように、今後のことはいろいろ仮定の数字でもありますし、又列車の輸送現状によつて歳出の減る面もございます。又将来滞貨を如何にしてこれを挽回して収入を上げるかという点もございます。
本年度も予算に比べてかなりの収益が増加いたしておりますので、それに伴う経費を補正予算として認めてもらいたいというので要求いたしたわけでございますが、これも現在のところでは直ちにその収入に伴つて歳出を増加するという決定には至つておりません。いろいろ折衝は継続いたしておりますが、まだ決定はいたしておりません。
たくさん集まつて、そうして電源開発のほうの資金が潤沢になれば、これも一つ経済行為であるので、若し木村さんのおつしやるように、郵便貯金なり、これも歳入歳出予算に入れましてやつた場合に、郵便貯金が六百億あるとか、或いは簡易保険が四百億あるのだというので歳入に挙げ、これと今度又見合つて歳出に充てる、こういうふうに審議を願つた場合に、郵便貯金は八百億集まつた、二百億円は遊ばしておく、私はそういうふうなものはそのときの
而一も歳入は一カ年を見積つて、歳出は九カ月分、地方委譲が途中からされるという建前で編成されているように考えますが、その点は如何でありますか。